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徒然日記「師走」


2021年もとうとう師走に突入しましたね。

新型コロナも落ち着くかと思いきや、オミクロン株なる新たな変異株で心配の種は尽きませんけど、それでも流れる月日は我関せずと経過して行きます。


前のブログの通り12月3日は師匠である故青山純氏の命日、一昨日のその日に僕はレコーディングでビクタースタジオにおりました。

師も走ってしまう月ということで、そのビクタースタジオにまつわる師匠との思い出をもう一つ書きます。


僕は20代半ばにビートたけしさんのサポートをやっておりました。

今のたけしさんに歌のイメージがあまりないかもしれませんが、けっこうな曲数を出しておられまして、当時たけし軍団を引き連れてのコンサートツアーは何処も満員で凄い人気でした。

1986年にビクターレコードから発売されたビートたけしさんのアルバム『卒業』は当時のビクターのディレクターの方針でSideAが青山純、SaidBが僕という師弟対決のようなアルバムになりました。

まあ、師匠に勝とうみたいな事は考えて無かったと思いますが、聴かれて恥ずかしくないプレイをしようとリズム録りの数日間を深夜まで相当に頑張った記憶があります。


奇しくも一昨日は、師匠の命日にあの時と同じスタジオでドラムを叩くという、何か不思議も感じまして背筋を正しながら演奏させていただきました。(そのお陰なのかファーストTakeがOKになりました)



あの当時を思い出すと、僕はたけしさんが住んでいた四谷のマンションの地下に作られたプライベートスタジオで毎日のように練習させてもらいまして本当に有り難かったです。

かの有名な『フライデー襲撃事件』により予定されていたコンサートツアーやTV出演の全てが中止となり、かけ出しのドラマーにとっては酷でしたけど、その後もずっと四谷のスタジオでは練習をさせていただきまして、今の僕があるのもたけしさんのお陰だと感謝しています。


で・・・恐る恐るアルバムを引っ張り出して聴いてみました。

24歳の僕は師匠に負けないぐらいしっかりと叩いていて安心しました。
















この写真はジャケットの裏側なのですが、恥ずかしながら上段の一番右が僕です。

(角刈りではありません、笑)



さて、2021年も残り25日、寒気もいよいよ厳しくなってきましたので、皆様も先ずは健康第一、怪我などにも気をつけて良い年の瀬をお過ごしください。

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