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徒然日記(旅の思い出)

  • 執筆者の写真: 佐藤強一
    佐藤強一
  • 2019年5月16日
  • 読了時間: 2分

以前のブログで旅の計画があったと書きましたが、規模はだいぶ縮小されましたけど先日、一人旅に行ってまいりました。

旅といっても近場で千葉の北部~茨城の南部辺りですけど、気儘で自由でちょっと孤独な旅。


僕は歴史小説、時代小説が大好物ですがその中で剣豪ものも大好きです。

千葉の香取神宮と茨城の鹿島神宮と言えば日本の兵法の祖、飯篠長威斎や塚原卜伝という剣豪を生んだ地で、この地で参籠修行し剣の極意を悟ったとされる場所でございます。

レベルは違いすぎますが僕もドラマーとして一つの道を極めたいと思っておりますので、一度はお参りしておきたいと思い、今回は巡礼の旅です。


霊感などあるタイプではありませんけど、境内に一歩入ればその参道や森は凜として清々しく、確かな神気のようなものを感じます。


プチエピソードを一つ。

まだ6時台の早朝に鹿島神宮には何の競技かは分かりませんが、どこかの運動部らしきチームが4チームほどに分かれてお参りに来ていました。

それぞれ自由なジャージ姿でしたのでおそらく大学生でしょうか、みんな同じ大学なのか別々なのか分かりませんが、一つのチームが男子10数人に女性マネージャーが一人か二人。

その中の1チームが手水舎を素通りしようとした時!後ろを歩いていた女性マネージャーがすかさず「え~!手を洗わないの!?」

男ども「寒いし冷たいし・・・」

マネージャー「え~、絶対洗った方がいいし」

結果、みんな手水を使ってお参りしました。


ここから僕の心の声、

「よくぞ言った、マネージャーさん、貴女は素晴らしい!」

「君達、この素敵なマネージャーさんに感謝しなさい、手水で清めず参拝などもっての外、

ましてや此所は武人の神様、何の競技か知らないけど君達は闘うのでしょ!」

「今日の試合、ぼろ負けのところを救ったのはこのマネージャーさんだからね」

鹿島神宮での僕の願い事には、この敏腕マネージャーさんに幸どっさりあれと加えました。


まあ、2泊の短い旅でしたけど、香取、鹿島と合わせ東国三社と言われる息栖神社や成田山新勝寺にもお参りして巡礼の旅を終えました。

印象的だった風景はこの地方の綺麗に整えられた広大な田園地帯、水が引かれ田植えされた田は美しく木々の緑や流れ行く雲を水面に映し出していて、改めてこの国は豊かだと感じました。

 
 
 

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