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台湾&香港公演を終えて、密かなるチャレンジ(2023)

 日本は寒いですね・・・とちょっとグローバルな人を気取ってみる。

 『30th Anniversary Yuki Kajiura LIVE vol.#18 ~The PARADE goes on~in asia 』の台湾公演と香港公演が無事に終了いたしました。どちらの国も最高気温は20度台後半と屋外に出れば蒸し暑いぐらいでしたので、香港から帰国してのこの寒さにはびっくりしました。


 つい先日までウォーキングコースのところどころで、細々ではあってもまだ売れ残った秋虫の声が聞こえていたはずですが、帰国後はシーンと静まりかえっていて、流石にこの寒さで完全撤収したようです。



 二つ前のブログに僕は海外が苦手だと書きましたけど、その要因の大きな部分に食文化の違いがあります。日本では食べ物にほぼ好き嫌いの無い僕ですが、台湾や香港でも使われているスパイスの八角が苦手の一つでございました。

 しかし、いつまでも苦手だ苦手だと言っているばかりでは、おそらく今後も行くかもしれない台湾や香港を楽しむ事ができないだろうし、いい加減に強一君も成長しないといけません。そこで私、今回は密かに八角克服の目標を立てての渡航でございます。


 先ず、いつも台湾のケータリングでは用意していただいているのに、八角の匂いでずっと敬遠してきた台湾名物の魯肉飯(ルーローハン)にチャレンジ。口に入れれば案外美味しく食べられると判明。ちょっと勇気が湧いてきたので翌日の集合時間前に一人で街に出まして、歩道にテーブルが出ている半分屋台のような店の麺料理にも挑戦してみました。


 大鍋でぐつぐつと煮られている茶褐色の謎のヌードルを注文すると、店員さんがこれまた謎の5種類のトッピング(パクチーだけ分かった)を入れるか?と言っているみたいなので、そもそも何か分からないものだけど、恐い物食べたさで「OK」と言ってみる。そして実食、う~む、美味いのか不味いのか判断が出来ないけど、どこか奥底に旨味は感じる複雑な味・・・店員さんはこちらをじっと見てるし、ここは親日家が多いと聞く台湾ですので、これは絶対残せない状況と判断し完食しました。


 未だに何を食べたのか分からずにいますけど、もしかしたら台湾で暮らせるのではないだろうかと妄想できる程度に自信がついた気がするのは、僕にとって大きな収穫になったと思います。


 さて、7月の国内の大宮ソニックシティホールから始り、in asiaへと続いた 『30th Anniversary YKL vol.#18 ~The PARADE goes on~』 は今週末の上海公演で完結です。

 ここまで自分なりにベストを尽してきたと思っていますので、最後もいつも通り落ち着いて最高の演奏で締め括りたいと思います。

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