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 連日の猛暑が続いておりますが、皆様にはお変わりないでしょうか。お陰様で僕は、特に問題も無く、体調もすこぶる好調で元気に毎日を過ごせています。

 日課の夜ウォーキングをしていますと、22時ぐらいになってもアスファルトが熱を蓄えていて足元からも暑く、汗びっしょりになります。皆様も夜でも熱中症対策に油断無きよう水分、塩分、栄養をしっかりと補給してこの猛暑を乗り切ってください。


 ところで私、今日が50代最後の日、明日からは60代でございます。まあ、自分としては特に何が変わるでもなく、いつも通りなのですが・・・、ちょっとだけ振り返ってみますと、42年も前、プロドラマーになりたいと熱い情熱に押されて上京、不安を根拠のない自信で覆い隠しながら、蜘蛛の糸を掴むように藻掻く若い日々も確かにありました。それが今、月日が経ってみれば、この歳になるまで好きなドラムの演奏ができて、まだまだ上手くなりたい欲も尽きていない、僕はとっても幸せな男だと思います。

 一番ラッキーだったと思うことは、丈夫で健康な身体だったこと。僕が現状で思い描くドラマー佐藤強一の完成形からは現在七割ぐらいだろうと感じています。これからあと三割を積み重ねるには絶対に健康でいなければいけませんので、これからも健康第一で一歩一歩こつこつと頑張ります。 



追伸 前回までの梶浦ファミリーの紹介シリーズが終わり、もう通常のブログでいいと思うとずいぶん気も楽になりましたけど・・・それはそれで何か張りが無くなったような気もします、笑。まあ、当分は今まで通り、だいたい週一を目安にして気楽に書いて行こうと思います。

更新日:7月23日

 私事ですが、昨日は定期的な健康診断のため近くの病院に行きました。病院前の並木道で今年初めての蝉の鳴き声を聴きまして、僕の感覚的には今年2回目の梅雨明けという気がします。6月末の猛暑続きで人間は辛抱溜まらず、これはもう梅雨明けしたと言ってしまったけど、その後の戻り梅雨から考えますと、やっぱり蝉の方が正解を知っていたのかも。

 僕の思いつきですけど、桜の開花宣言が特定の場所の木を目安にするように、梅雨明けもどこかの蝉の鳴き声を参考にする案は如何でしょうか。


 さて、シリーズ『僕から見た梶浦ファミリー』はいよいよ最終回、FBMのリーダーの登場です!ちょっっとお酒が入った勢いで書き始めたこのシリーズ、当初は「まあ、個人のブログだし、気が向かなかったら途中で止めても」と軽い気持ちでしたけど、座長や他のファミリーから楽しみだと言われまして、若干のプレッシャーも感じつつではありましたが、読んでくださった方々に少しでも楽しんで頂ける内容があったのなら、書いた甲斐があったというものです。お読み頂いた皆様、そして沢山のいいねを押してくださった皆様、ありがとうございました。



~ シリーズ『僕から見た梶浦ファミリー』第十一弾、Guitarの是永巧一 ~


 今回のシリーズの大取りは言わずもがな、梶浦由記をサポートする我々FBMのリーダーでございます。同郷の一つ先輩で、僕との付き合いは軽く40年を越えて長い付き合いになりました。

 僕が故青山純のアシスタントを辞めた後、まだ大学生だった是永さんとセッションバンドをやりながら、少しずつプロドラマーへの道を歩み始められたのは、間違い無く是永さんとの縁だったと思います。当時は住んでいる所も近く、大学や近所の貸しスタジオで練習したあとは、二人で銭湯に行き、路地裏の定食屋で飯を食う、そんな青春がありました。


 いつも僕のオンボロ軽自動車の助手席に乗っていた是永さんが、レベッカに加入してアメリカの高級スポーツカーに乗り始めた時は、ほんと是永さんの背中が遠くに霞んで見えもしましたけど、笑。今もこうやって一緒に音楽が出来ていることをとても嬉しく思います。

 いつぞやKalafinaのメキシコ公演から戻る際の機上にて、眼下に広がる密林を見ながら、隣席の是永さんが「強一とこんな遠い海外公演までやるようになるとは感慨深いな」と言った時、僕は「あ~、まあ・・・」とつれない返事をしたけれど、ちょっと照れ臭かっただけで、本当は同じ気持ちでございました。


 梶浦ファミリーからは「スター」とも呼ばれていますけど、いろいろなミラクルを起こす人でもあります。Kalafinaの武道館公演でもう登場用の曲が流れステージへの階段を上る直前に「あ!イヤーモニター忘れた」で慌てて僕の予備で凌ぐとか、FBM初の大阪ライブへ車で出発し、東京ICから高速道路に上がるスロープの途中「あ!エフェクター積み忘れた」で川崎ICから引き返すとか・・・あまり書くと営業妨害で訴えられるかもなのでこの辺で(笑)しかし、その綱渡りのようなシュチエーションのどれもをギリギリセーフで切り抜け、後に笑い話にもなる、何かとても強運の星を持っていると思わせるところが、あのGuitarのスーパープレイと相まって「スター」と呼ばれる由縁でしょう。


 そして、知り合った頃からずっと変わらないなと思うのは、音楽に対してとてもピュアに向き合っている事。是永さんの根底にはずっとそれがあるから、ファミリーから愛され、後輩からは慕われ、大御所からも可愛がられる人なのだと思います。


 本当に長い付き合いとなりましたけど、青春時代から音楽だけに限らず、いろいろな相談事にも乗ってもらい感謝しています。幸いな事に、お互い大分の御先祖様からは丈夫で健康な身体を頂いているようですので、まだまだこれから切磋琢磨もしながら、いっぱい一緒に良い音楽を奏でて行きたいと思います。



追伸 シリーズ『僕から見た梶浦ファミリー』は、一応はこれで終わりになります。今回はVol.#17の出演者で線を引かせてもらいましたけど、来月の追加公演の中野サンプラザホール2daysでは梶浦ファミリーの新しいお友達、ritoさん、LINO LEIAさんのお二方が登場されます。このお二人に関しては、まだ知らないことばかりなので今は書けませんけど、先日のレコーディングで仮歌の段階ではありますが、歌声を聴かせてもらいました。流石は座長のお眼鏡にかなった二人、間違い無くお二人とも素晴らしい歌声の持ち主でした。これからの共演を楽しみにしています。

 東京では、あの6月末の猛暑はいったい何だったろう?と思わせるような雨模様の天気が続いています。せっかく暑さに慣れようとしていた身体もこれでは逆戻りですね、皆様も健康管理には十分気を付けてください。


 さて、シリーズ『僕から見た梶浦ファミリー』も大詰めになってきました。以前のブログにも書いた通り、梶浦ファミリーは沢山いらっしゃいますので、このシリーズはvol.#17の出演者限定とさせていただきましたが、いよいよ歌姫のKEIKOでごさいます。何せ情報量も多くてあれやこれやを纏めるのに時間を要しましたけど(これでもだいぶ削ったんです)、あくまでも僕から見たKEIKOを楽しんで頂けたら嬉しいです。



~ シリーズ『僕から見た梶浦ファミリー』第十弾、歌姫のKEIKO ~


 このブログでの今回のシリーズ、一応、歌姫ではKEIKOで最後になります。彼女とはYKLに加えKalafinaでも沢山の時間を過ごさせてもらいまして、おそらく現状では彼女の歌う後ろ姿を一番見てきたドラマーは僕ではないかと思います。


 何かもう戦友の感さえあるのですが、多々あるエピソードからいくつか書きますと・・・高地メキシコで本編が終わり、ステージ袖でゼーゼー言いながら酸素ボンベから酸素を思いっきり吸入し、無事にアンコールを歌いきった・・・でもそのボンベのバルブはずっと閉まったままだった「メキシコ無酸素吸入事件」

 打ち上げで僕達の呼気中アルコールだけで酔うような彼女が「ちょっとだけ」とお酒の味見をしたら、その後暫くトイレを占領された「啓子トイレ閉じ籠もり事件」

 大阪城見学へ連れて行った時、僕の得意の歴史話には全く興味を示さず、途中にあった武将のコスプレだけには即食いついた「大阪城コスプレ事件」等々、今思えばどれも楽しい思い出です。


 彼女の歌声には唯一無二の独特な存在感があります。コーラスでは主に低音部を担当し下から主旋律を支え、上が輝きを増せば増すほどに相乗効果的に彼女の存在感が増してくる、なかなか他にはいない希有な歌声のVocalistだと思います。

 今回の日替わりゲストの三者三様に違う歌声や発音、強弱も微妙なリズム感さえも見事に拾い上げ、ぴったりと寄り添うようなコーラスには毎度感心させられますけど、その質の高いコーラスは完璧な準備の上にしか成り立たないことを僕は知っています。

 アカデミックな下地のあるYURIKO KAIDA、子どもの頃からプロの指導を受けたKAORI、天性の美声を持つWakanaら、いずれも優秀な歌姫達の中で、自分のポジションを確立するため人一倍の努力を積み重ねたのは間違いないでしょう。それを成し得たのは彼女が持つ誰にも負けない芯の強さだと勝手に僕は思っています。Kalafinaの10年間、素晴らしい花を咲かせられたのも、その中心に立っていた彼女の芯の強さがあったからこそだと思います。



追伸 Kalafinaについて少し触れますと、梶ちゃんとM氏が土を耕し、種を撒き、そこに三人のたゆまぬ努力があり、微力ながら僕たちの存在なども養分となって、あの素晴らしい音楽の花を咲かせた。『空の境界』の主題歌に始まり、最後の武道館公演までの10年は、その音楽を縦の糸とし、応援して下さったの皆様が横の糸になって織りなした素晴らしい錦(にしき)だったと思います。その錦は今でもずっと僕の心に輝き続けていますし、ファンの皆様にとりましてもKalafinaの音楽がいつまでも美しい錦であったなら幸いに思います。