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徒然日記「緑風の候 2025」

  • 執筆者の写真: 佐藤強一
    佐藤強一
  • 5月4日
  • 読了時間: 2分

 ゴールデンウィークの後半、皆様は如何お過ごしでしょうか。僕は以前のブログにも書いた通り元々が暦に縛られない生業ということもありまして、わざわざ人出が多い時期に混雑するような場所はだいたい避けるような性分ですけど、ニュースなどで聞くところによりますと、昨今の大勢のインバウンドの影響も重なって観光地は軒並みに混雑、ホテルなども高騰していますので、今年は割りと近場で大人しく過ごす方も多いそうです。

 インバウンドもある程度は良いでしょうが、日本国民が不自由になってしまう政策って根本的に間違っていると思うのは僕だけではないと思います。


 そんなGW後半、地下に籠もってコツコツも好きなのですが、たまには世間の空気に触れて気分転換するのも良いかと、朝方の気持ち良い風にも誘われて思い立ち、昨日は久々に都会の街をぶらぶらしてまいりました。


 銀座で映画(侍タイムスリッパー デラックス版、なかなか面白かった)を観た後、主に山手線の北方面の街をゆっくりと時間をかけて歩いてみました。

 僕も上京してもう44年になりますので、この大都会の至る所に思い出の欠片が散りばめられていて、(あ~、ここはリハスタジオだったけど、もう変わってる)(ここのとんかつ美味いんだよな、こっちの町中華も健在か)とか(あの人は幸せに暮しているだろうか、あれが僕の精一杯だったと思うけど今なら、あの時ここで・・・・・・・)などと、落ちている思い出の破片を拾っては当時の記憶を手繰りよせ、そしてまた苦かった欠片も含め十分に幸せだった人生の記憶としてそっと蓋を閉じました。


 Xでもポストしました懐かしい居酒屋にも行きました。大将が引退されていて料理人は外国の若者二人になりましたけど、メニューも全く変わらず注文した料理は相変わらず美味しかった。でも・・・僕はやっぱり大将がやっている時の雰囲気も好きだったんだと少し寂しく感じました。

 余談ですが帰り際に後ろをふり返ったら僕が良く見ている、通の名酒場を紹介しているYouTuberの方がいらしてびっくりしました。この店はまだ出していないとおっしゃっていましたけど、いずれ出るのでしょうかね。まあ、諸行無常、時代の流れには抗うこともできませんが、長く続いてほしいお店の一つです。


 予報では全国的に変わりやすい天候のようですので、皆様も寒暖差やにわか雨などにもお気をつけて、残りのゴールデンウィークを安全で楽しくお過ごしください。

 
 
 

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