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NHK BSドキュメンタリー番組「6000曲の“パレード” 作曲家 梶浦由記」を見て(2023)

更新日:2023年12月28日

  昨夜、録画してあったNHK BSのドキュメンタリー番組「6000曲の“パレード” 作曲家 梶浦由記」を見ました。おそらく膨大にあったはずの映像から一時間の枠内にまとめる編集は大変だったと推察しますが、その分なかなか濃い内容で梶浦ファンの皆様にとりましても趣深い内容だったのではないでしょうか。


 30年の付き合いがあっても意外と初めて知る部分がありました。作曲している場面に関しては、仕事場にも何度かお邪魔したことがありますので見ての通りだったのですが、作詞している場面は初めて見た気がします。See-Sawの時代から梶ちゃんのメロディーに落とし込む言葉のセンスは超秀逸だと思っていましたけど、いつどこでどうやって創作しているのかを知らなかったので、何だか昔話の鶴が機を織っているところを見たような感覚で、とても新鮮な気持ちで見させてもらいました。


 若くして亡くなられたお父様が芸術に造詣が深かったことは以前から聞いていましたけど、番組で改めてお父様との思い出を語る梶ちゃんを見て僕の勝手な解釈ですが、過ごせた年月が短かったからこそ、共に芸術を楽しんだ日々が濃密に心に刻まれているのではないでしょうか。あるいはそれが梶ちゃんに音楽を軸にする生き方を選ばせたとするならばと、お墓参りのシーンではテレビ越しではありますが、感謝の気持ちで一緒に手を合わさせてもらいました。


 ちょっと誤解があるといけませんので、『ことのほかやわらかい』のレコーディング時の梶ちゃんの遅刻の件ですが、30年の付き合いの中でライブやリハーサルでも、もちろんレコーディングでも梶ちゃんの遅刻は記憶にありません。(曲作りが切羽詰まってギリギリはあります、笑) あの日の遅刻は本当にたまたまで、なかなか無いとてもレアなケースが放送されたということです。


 梶ちゃんは30周年の武道館が「マイルストーン」だと言っていました。僕は「マイルストーン」という言葉を最近になって知ったのですが、「マイルストーン(milestone)」とは、プロジェクトを完遂するための中間目標地点を指す言葉だそうです。プロジェクトはまだまだ先がありそうですので、皆様も健康第一でお願いいたします。

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